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Mekiki Library 日常で使える食材の選び方・作り方・食べ方の知恵

お米屋さんに聞いた これからのお米との向き合い方

[cu:]お米屋さんに聞いた これからのお米との向き合い方

Mekiki Point

創業130年前より日本人の食卓を支えてきた米穀店「いづよね」(神戸市東灘区)。四代目店主・川崎恭雄さんに、いま食べるべきおすすめの品種や自分に合ったお米の選び方を聞いた。

●現代人にこそ必要な米のチカラ


川崎さんは、「おかずが仮に質素であっても、炊きたてのおいしいごはんさえあ れば、食卓は笑顔になる。家族の笑顔が増えると、社会全体も平和になるは ず」と、昨今の悲しいニュースを聞くにつけ、お米の必要性を感じているとい う。14年前に大病を患い、生死の淵をさまよった川崎さん。担当医から「免疫カ をつけると病気を治せる可能性がある」と言われ、玄米を毎日食べるようにし たところ、1週間後には炎症反応の数値が劇的に改善され、1カ月ほどで退院で きたという。お米のパワーに改めて気づき、「米に助けてもらったこの命。恩返 しするのが自分の使命」として、精力的に米の魅力を伝える日々を送っている。



●地産地消的に選ぶ


川崎さんによると、最近の米栽培 は開発が進んでいて、総じておい しくなっているそうだ。つまり、品 種の違いはあるものの、産地自体 が米の味に影響することはあまり ない。できれば、自分が住んでいる 場所に近い、あるいは気候が同じ 産地の米を食べたほうが、体には合 うとのこと。



●自分に合うお米を見つける愉しさ


最近は二合など少量サイズで販売されていることも多い。幾種類かの食べ比べをして、自分や家族の好みを見つけてみよう。お米の味は毎年微妙に違ってくるが、川崎さんがおすすめする品種と、それによく合う食べ合わせを紹介しよう。


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■もっちりクリーミィ―な甘み
「石見高原ハーブ米きぬむすめ」島根県


和食、洋食とどんな料理にも合う。
ビジネスマンや若者に好まれることが多い。



■ふっくらやわらか
「淡雪(あわゆき)こまち」秋田県


玄米で食べるのがおすすめ。
醤油を垂らしたちりめんじゃことの相性◎。
低アミロース米でもち米に近く、もちふわ。
白米にすると柔らかすぎることも。
口に入れた瞬間から甘さを感じる。


 


■独特な食感がおいしい
「雪若丸」山形県


おむすびに最適、塩気のあるおかずが合う(鮭やいくらなど)。
噛むとはじき返してくるようなグミのような食感。
炊き上がりふっくら、冷めるとコシが出る。


 


■しっかりもっちり系
「ひとめぼれ」岩手県


どろっとした日本のカレーにベストマッチ。


 


■やわらかいもっちり系
「ゆめぴりか」北海道


やわらかいが弾力はある。
小さい子どもや若い人に食べやすい。


 


■あっさり系
「ササニシキ」岩手県


和食全般に合う。甘みが遠いところから 噛めば噛むほど近づいてくる感じ。
もっちり濃い米が苦手な人や年配の方に好まれる。


 


取材先:
いづよね
創業1889年
業務用や家庭用のコメ販売が主力。
全国各地60~70種類ほどの米を扱い、店頭販売のほか配達も行う。


神戸市東灘区御影塚町2-24
078-821-2502
http://www.yonezou.com/


 


▼今回のmekiki libraryが掲載されているフリーペーパーはこちら
 


 Umekiki Paper vol.22


 

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